登戸研究所と生田緑地をウォーキング
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いつもより遅く咲いた金木犀、冷たい雨に打たれて土の上が満開に。
10月11日(水)
歩く会の企画で生田緑地ウォーキングへ参加しました。
天候も曇り空で絶好のウォーキング日和、10名の参加でした。
コースは小田急「生田駅」に集合→明治大学生田構内の登戸研究所資料館→学食で昼食→
専修大学正門前を歩き生田緑地西門→緑地内を東門まで歩く→東門より「日本民家園」へ
園内25軒の古民家を見学→伝統工芸館で藍染めの体験→バスで向ヶ丘遊園へ→駅前居酒屋で打ち上げ
先ずは明治大学構内の「明治大学教育登戸研究資料館」へ
この資料館は 旧日本陸軍が秘密戦のための兵器・資料を研究・開発するために設置した研究所を、
そのまま保存・活用した資料館です。
中でも興味深かったのが、気球爆弾です。
気球に装備した爆弾をアメリカ大陸に向けて飛行させるのです。
1944年11月から1945年3月にかけて日本から放球された数は1万発、その内千発がアメリカ
大陸に到着したそうです。
風船爆弾は和紙を使い、短期間での製造を課せられ、多くの女学生が動員され、
長時間の厳しい労働の上、コンニャク糊を使うため手荒れもひどく、栄養剤と称し、
覚せい剤のヒロポン錠剤なども支給されたそうです。
・・・戦争の為とは言え、アメリカ大陸までのを飛行させた技術も驚かされましたが、
それには過酷な労働を多くの人が強いられ事です。
研究所の最盛期の1944年には、敷地11万坪、建物100棟、幹部職員を含め総勢1000名の
大規模な研究所だったそうです。
建物、部屋割りは戦時中のまま活用して、開発した兵器や資料が展示されています。
職員の方の丁寧な説明で、後世に伝えたい秘められた戦争の裏側を知る事が出来ました。
学食で昼食をとり、急坂道を登り、専修大学前の通りから、生田緑地の西門から東門へ
日本民家園は、日本を代表する各地の古民家25軒を移築保存した、野外博物館です。
立派な民家、商家、水車小屋、船頭小屋、沖縄の高倉、歌舞伎舞台・・・等々あり、
囲炉裏では煙を燻して、屋根や部屋の虫やカビを防ぎ、建物の寿命を延ばすのだそうで、
家のあちらこちらから煙が上がっていました。
昔の暮らしの様子を想像し、見ていて飽きない家ばかりでした。
そして次は伝統工芸館で藍染めの体験、約1時間の手仕事でした。
バンダナ大の布に、輪ゴムや洗濯バサミで模様を付けて、水に漬けた後藍染液の入った瓶に漬け、
出しては広げて空気に晒し、それを3回ほど繰り返し、水洗いし定着液に漬け、水洗いで完成。
(順序?)
皆さんそれぞれ布を縛ったり、輪ゴムで巻いたり・・・
期待した出来上がりには程遠いと言いながら満足気でした。
バスで向ヶ丘遊園駅に向かい、駅前の居酒屋で打ち上げ
お世話下さった幹事さんに感謝の一日でした。
生田緑地は我家から一時間ほど、又行ってみたいと思いました。
日曜日のこととて、関越道も環八も全く渋滞なくスムースにドライブできました。
登戸研究所跡は以前から関心のある所で、一度は訪れたいと思いつつ未だ実現していません。
面白そうなところですね。
お帰りなさい
雨ばかり続いて嫌な秋ですね。
登戸研究所は私達の知らなかった秘密兵器を
いろいろ開発していたのですね。
意外と近いですから、是非行くと良いですよ。
雨降りで寒い日が続きますね。
我家の金木犀も盛りを過ぎましたが、見つけた時は、
今頃咲くのだったかしらと思いまし。
藍染の色、私も大好きです。
藍染液につけた時間の長さで濃淡ができるのでしょうか?
こんばんは
今年は雨が多いですね。
この雨で、香りを楽しむ暇もなくすっかり花も落ちてしまった金木犀ですが、
毎年花の香りで秋だな~と感じる、大好きな花です。
藍の色、素敵ですね。濃淡の出し方はよくわかりませんが、
今回の染めは液に浸けた布を出し、空気に触れさせることを繰り返しました。
その時、布に巻いてある輪ゴムの一部を外し、再度液に浸けていました。