カタールからオマーンへ 記録(4)
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お婿さんが、私の為に「オマーン」への旅行を計画してくれました。
家族では何度か来ているオマーンだそうです。
朝5時に起きてハマド国際空港へ、7時40分の出発便でオマーンへ(1時間45分の搭乗で到着)
私には全く未知の国で、シンドバットの冒険で国名ぐらいで?
機内の窓からは連重なる山が見えてきて・・・着いてわかった事ですが、巨大な岩の山でした。
マスカット国際空港は規模の小さな空港で、静かな空港です。
空港からは車をレンタルして観光で、手続きをする間かなり待たされました。
岩山の間は舗装されたフリーウェイがどこまでも続き、途中ではレストランらしきものも見つからず、ドライブインで飲み物や食料を買ってランチにしました。
オーダーしている間、お店の中を見ると、小さな区切られた部屋で男女別々に座り込んだ手づかみの食事風景です。
首都マスカットから170kmの街です。
世界遺産「ファラジ」・・・紀元前2500年前のものではないかと言われている、
灌漑施設の「ファラジ」を見学に。
オマーンの人々は古代から、地下の水源から数キロメートル先の集落まで水路を掘り、
生活用水や、ナツメヤシ栽培行って来たそうです。
わずかな高低差を利用し水を供給するシステムは、砂漠に住む人の知恵なのですね。
今は水道が整備されているオマーンですが、豊富な水量は農業には欠かせないものとして、
今日でも約3000ヶ所で数多く活用されているそうです。
私達はファラジ公園の中を流れる整備された一部分しか見る事はできませんでした。
少しだけ見る事に、ゆっくり観光したいような街でした。
途中まで行って戻りましたが、オマーンのグランドキャニオン?と
思われている巨大な岩の山々です。
途中の検問所で車のライセンスの確認があり、どこまでも続く整備された道路
を2020m辺りまで登って行きました。
下界の空気の層がはっきり見えるほどです。
また来た道を戻りました。
ホテルの着く頃は真っ暗になってしまい、かなりの距離を走ったと思います。
ホテルは「シャングリ・ラ バールアルジサ リゾート&スパ オマーン マスカット」で、岩山に囲まれた素敵なホテルです。
直ぐ夫に電話をして、様子を聞きました。
日本は22日になったばかりの、午前1時の電話で、ほんの30分程前の事だそうです。
こちらもオマーンに着いたばかりです・・・・・
直ぐ帰るにも 国内のようにはいきません
オマーンは21日午後8時(時差5時間)です。
娘家族と相談し、翌日パパが切符の手配をしてくれることになりました。
・・・ホテルのレストランでは、母の事をいろいろ話しながら・・・
夕飯も喉を通らず、ナッちゃんは黙って下を向いたまま、食事もしないで・・・泣いていました・・・それを見たババも涙・涙・・・
こんな遠くにいる時に、なんで~・・・と!
気持ちを落ち着かせ、折角の旅行を台無しにしてはと思いながら・・・
と言ってもみんなしんみりしてしまって・・・・
明日は航空券の手配をして貰います。